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by cocogoloso

オザミでボルク・ドドンのデニス・モンターナと飲み

いや~、今日は忙しかった。満席のディナーを終えて最後のゲストがお帰りになると既に12時前。そろそろ帰るかと身支度を整えると1本の電話が。誰かと思ったらオザミの親友丸山宏人だった。既に盛り上がっている雰囲気で「飲んでるな?」と聞くと、訳の分からないことを口走りながら「ボルク・ドドン※と飲んでるから、とにかく今直ぐ来い!!!」だって。いつもウソばっかついているから、その手に乗るかと「誰が居るの?」と問いただせば、突然電話を替わって「Piacere!Denis Montanar(初めまして、デニス・モンターナです)」と本当に本人らしいじゃないか(驚)!余りに唐突過ぎて何を喋ったらいいのか声が詰まる。とりあえずオザミに行く事にしてタクシーに飛び乗った。
(※フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリアにある自然派ワイン生産の若手注目株、デニスモンターナのオリジナルブランド)
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オザミの3階では既に飲み疲れた様子のデニス・モンターナが、輸入代理店パシフィック洋行のスタッフ達と共に出迎えてくれた。イタリア人とはいえゲルマン系の端整な顔立ちは、ガッシリとしたガタイで若ハゲが多く、近年ではいっそスキンヘッドがお約束(笑)。さらに日本人が思い込んでいるイタリア人像(ジローラモが演じてるような人はイタリアにはいない、っていうか軽薄なのはどこの国でも好まれない)は全く当てはまらず、実直で真面目な職人気質。ゲルマン系に限らずイタリア人には案外こういったタイプの人は多い。

丸山宏人は相変わらずの丸山節で、全く訳の分からないイタリア語の単語と日本語とフランス語をごっちゃごちゃに口走って大騒ぎ。これにはデニスも大苦笑・失笑の連続。流石、丸山宏人超一流のコミュニケーション能力と認めざるを得ない(笑)。

デニスのワイン作りはほとんど彼1人で行なっており、畑の土壌改良を続け、化学肥料、除草剤、殺虫剤も長いこと未使用。さらに酸化防止剤も極限まで減らし、醗酵は自然酵母で温度管理も体感を頼りに、あくまで人間も自然の一部と為すがままの感性でワイン作りをしている、いい意味でちょっと変わり者だ。少し前まで全くの無名だったが、最近活躍の場も増えはじめ喜ばしい限り。ボクが好きな彼のワインは“Uis Blancis”というAquileia Bianco IGTの白でトカイ・フリウラーノ、ソーヴィニョン、ヴェルドゥーゾのブレンド。毎年色々試みているので、ヴィンテージ毎にかなり異なった仕上がりが面白い。酸化防止剤を極少量しか使っていないので、このワイン、リンゴと同じ様に抜詮数時間後には赤茶色に変色してくる。興味のある方、今度ゴローゾに来た時「ボルク・ドドンの白を」と仰ってね。
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by cocogoloso | 2007-02-08 11:08 | ワイン